🔖 配線図(引込線・高さ)
🔥 配線図の定番
この問題、過去8問ともただし書きが同じ文。
だから答えも、8問とも2.5mです。
①が指すのが引込線取付点(電線が建物に固定される点)。問われているのは、そこから地面までの高さの最低値です。
📍 8問とも、ただし書きが同じ文
「道路を横断せず、技術上やむを得ない場合で交通に支障がない」
平成22 / 平成24下 / 平成28下 / 平成29上 / 令和2下 / 令和3上 / 令和4上 / 令和7上
出た問番は第31問・第35問・第40問とばらけますが、ただし書きは8問とも同じで、正解も8問とも2.5mでした。答えの記号がイだったりロだったりするのは、選択肢の並び順が違うだけです。
出典:平成22年度 問31/平成24年度下期 問40/平成28年度下期 問35/平成29年度上期 問40/令和2年度下期(午後)問40/令和3年度上期(午後)問31/令和4年度上期(午前)問35(以上 第二種電気工事士筆記試験)/令和7年度上期 問31(第二種電気工事士学科試験)。平成21年度〜令和7年度下期の過去問で、この高さを問う問題はこの8問です。
覚える表は、たった4マス
出るのは1マスだけですが、表ごと持っておくほうがラクです。縦は道路を横断するかどうか、横は原則か、やむを得ないときか。
| 原則 | やむを得ないとき |
| 道路を横断しない | 4m 以上 | 2.5m 以上 出題8問はすべてここ |
| 道路を横断する | 5m 以上 | 3m 以上 |
4つの値の関係を高さで見たものです。道路を横断する側(右)が高いのは、下を車が通るから。そして実際に答えになったのは緑の1本だけで、残る3本は、平成21年度〜令和7年度下期の過去問では一度も答えになっていません。
覚えたら、隠してチェック
上の表を見ずに、4マスとも言えますか。「?」をタップ(クリック)すると答えが出ます。
| 原則 | やむを得ないとき |
| 道路を横断しない |
?4m |
?2.5m |
| 道路を横断する |
?5m |
?3m |
4マスとも即答できたら、この論点は仕上がりです。自信がなければ、上の棒グラフをもう一度見てから戻ってきてください。
実際の出題(令和7年度 上期 問31)
引込線取付点の地表上の高さの最低値[m]は。ただし、引込線は道路を横断せず、技術上やむを得ない場合で、交通に支障がないものとする。
出典:令和7年度上期 第二種電気工事士学科試験 問31(配線図の問題。図と「①で示す」の部分は省略)
答え タップ(クリック)で表示
ロ(2.5m)
ただし書きの「横断せず」「やむを得ない」を拾うだけ。
表の右上のマスを読んで終わりです。
⚠️ 選択肢には、表のほかのマスの数字が混ざります
並ぶのは
2/2.5/3/4、
2.5/3/3.5/4、
2/2.5/3/3.5 のどれかでした。
3も4も、表の中にある正しい数字——ただし条件が違うときの値です。だから「見覚えがあるほう」で選ぶと外します。
ただし書きを読んでからマスを決める、この順番だけ守ってください。
🔧 残り3マスは、いつ使うのか(試験では出ていません)
平成21年度〜令和7年度下期の過去問で答えになったことはありませんが、現場では普通に使う数字です。
道路を横断するとは、引込線を道の上に渡すこと。下をトラックが通るので5mを確保します。どうしても取れない場所で、交通に支障がないと認められる場合に限って3mまで下げられます。
横断しない場合の4mは、敷地内や歩道の上を通すときの原則です。試験に出ている2.5mは、その緩和後の値にあたります。
覚え方としては、横断すると1段高くなる/やむを得ないときは1段下がるという2方向の動きだけ押さえておけば、表の位置関係で思い出せます。